ラジオから「群衆になんてなりたくなかった」と流れてくる
ラジオを聞いていたら、昔流行った曲でとんねるずのなんたらという曲が流れている。
「群衆になんてなりたくなかった」とか「通勤電車に揺られる安っぽいプライド」とか流れてくる。
思った。これは俺は完全に影響受けてるな、とか。昔はそんなこと認めたくもなかったが、確かにそういったような節が自分にはある。正直なかなか恥ずかしい。(何者かになりたい病、というか)
しかし、これは自分一人に限ったわけではなく、俺の身の回りの友達にも明らかに共通している。このとんねるず世代の若者には、こういった気風が明らかにあるのではないだろうか。友達は落語家になったやつもいるし。(しかし、そういうデカイ夢を見ているやつより、堅実に歩んできたきたやつのほうが幸せそうにしているのだが)
ひるがえって、自分はそのどちらでもない、という虚しさだ。まあ、毎日それなりに適当にやれてるからいいっちゃいいが。生きていれば、あとはそれなりになんとでもなる、という気がする。
昨日か一昨日は少し、レリーフを彫った。仏像の座像の下絵をホオの木に書いたやつを彫った。はじめて、花や草ではなく、仏像という絵柄をレリーフで彫ってみるが、なんとなく上手くいきそうな感じだ。どのくらいの厚みにしていったらいいか、とか試行錯誤だが、いまのところは失敗はしていない気がする。
また、図書館に行き、文章の模写を少しした。色々雑誌を読み漁ってみたが、「ロッキングオン」が一番だな。記事の熱量が違う。広告の文章だったり、きな臭い政治のニュースだったりと色々あるが、ロッキングオンのライターは本当に自分の好きなことを書いている、ということが伝わってくる。たぶん、あそこら辺がベストで見習うべきところがたくさんある。
とりあえずできそうなことを少しでもいいから、やっていこう、と思う。体が言うことをきかないからなあ。