りなの看取り、目撃日本
目撃日本を見た。タイトルはリナの看取り。素晴らしいドキュメンタリーだった。
りなは香川から出てきた24歳の若者。可愛がってくれた祖父を看取れなかった後悔から、この仕事についた。
近年、在宅で最後を迎えようとしている人が増えているという。そういったニーズに応えようと始められたのがリナが勤める病院だ。そこでは看取り専門の職業がもうけられた。多くの若者がその仕事に就く。
りなは、仕事を通じて葛藤する。あるお年寄りがなくなったときは何もできなかったと涙を流す。
辛い仕事だと思った。りなは、最後を迎えようとするお年寄りと接して成長していく。
死んでいく人間と、今を生きる人間。その二つが混ざりあった。何かが残る気がした。