カギなくす

都会に行こうとするとカギがなかった。焦る。母親もてんやわんやする。あちこち捜してみるが見つからない。母親に文句を言われながら、カギを借りて都会へ。

帰宅したあとも探して見るが見つからない。ショックだ。しかし、母親は笑って許してくれる。まあ、良かった。

父帰宅。このことを知ると怒る。ああ、怒られた。もっと捜せと詰められる。もお、探したよ、と思いながらも悪いので一応言うことを聞く。コンビニへの道すがらを探せと言われる。

行く。後ろから足音が。父ついてくる。俺の捜索では物足りないのか。結局みつからず。帰り道、怒られるかと思ったが意外と鷹揚だった。近所の庭の電灯がいいよな、とか言ってくる。

悪かった。父は責任ある場所の管理者だ。そこのカギをなくしたのは重大な叱責だ。母親に少食だね、とか言われて寝る。

起きる。そういえば、タオル置き場は探したっけ？と思う。捜してみる。あったよ！ものすごく安堵する。

まだ寝ている父と母にカギが見つかったと置き手紙をして吉野家へ行く。良かった。