やることがない。ひたすら横になっていた。新聞を読んだ。地元紙の社説を読んだ。写経した。地元はいいとこだ。都会と自然が丁度よくマッチしている。そして大きな港が、たくさんある。結果、世界と繋がっている感がある。街にはそういう雰囲気がある。
寝ていたら、昔唱えたお経のことを思い出した。お経は、日本の知の集積だ。天才たちが築き上げてきた集大成といってもいいかもしれない。まるで濃いお酒のようだ。
クソみたいな人生だが、一条の光を求めるから仏教にひかれるのかもしれない。仏陀、聖人のほんのわずかな光でも感じられたらいい。
今日は施設にいく。
