老人

地元の社会的孤立は老人の問題がある。商店街周辺の老人は買い物をする場所がなくて困っている。そして、単身者も多い。

市は以前から商店街のスーパーに資金を援助して、存続に力をいれてきた。しかし、スーパー側には限界があり、撤退を決めた。商店街の周辺に住む住民は、署名活動をし、撤退に反対した。

市は単身者老人世帯の援助のために、商店街や駅前に複合施設をオープンさせた。商店街に人を呼び込もうという動きだ。しかし、これも効果は限定的といっていいだろう。確かに以前よりは人は増えただろうが、利用者は複合施設を利用する住民だけで、商店街自体は、新しい店がオープンするといったことはなく、相変わらず衰退している。

高齢者だけに、なっても住みやすい街とはなんだろうか。それはやはり、互助の精神が大切だろう。近年は健康な高齢者もどんどんと増えている。また、ネットの布教で、オンラインによる生涯教育なども囁かれている。こうした、元気な老人が増えれば、街全体の生産性もあがり、活気のあるまちづくりができるのではないか。