2020-03-17 平山夢明 久しぶりに小説を読んだ。平山夢秋のデブを捨てに。短編集だ。 1作目はつまらない。孤児の小僧が死を選ぶという悲しい話だ。 二作目は面白い。一作目と差がありすぎる。気合いの入れ方が違うんじゃないか。大家族が破綻していくが、そのホームレスの祖父が最後に更正するというもの。ドタバタ劇が面白い。 一作目を読んだ時はこれは、金の無駄使いをしたと思ったが、2作目はかなり面白かった。さすがプロ。展開が秀逸だ。 暇がある時に読もう。