責任倫理

責任倫理と心情倫理というものがある。責任倫理は政治家が国を納めるさいに必ず必要になってくる暴力に対して責任を負うことである。

国を納めるさいには必ず暴力を引き受けなければならない。どんな崇高な政治理念を掲げ、民衆を引っ張って行こうときたときも、必ず暴力は行使もしくは管理下におかれなければならない。

優れた指導者は、国を安寧に納めたいと思うものだが、その反面暴力という装置と必ず向かい合わなければならない。そこに責任倫理が存在する。