グローバル化

地元にはあまりグローバル化の波は訪れていないような気がする。ネットの普及で、情報通信は良くなったが、企業活動などはあまり変化かない。相変わらず製造業が中心であり、ベンチャー企業などの新しいことをやる企業などはない。

しかし、観光業に多少の変化がある。外国人観光客が増えたことである。これはグローバル化の波に乗っているといって良いかもしれない。地元の城には中国やアメリカ、ヨーロッパなどから多数の人が訪れている。これは、グローバル化により空間的圧縮が可能になったからできることである。

また、労働者にも多少の変化があった。中国や東南アジアなどから、労働者が出稼ぎにくるようになったのである。彼らはスーパーやコンビニ、飲食店で働いている。賃金の安い、単純労働に就くのがとくちょうである。

地元自治体はグローバル化に関して、抗えないものとして捉えている。アメリカによる、郊外型店舗建設の認可への圧力があり、ロードサイド大型店舗が増えた。こうした流れは、地元商店街を衰退させた。現在、地元自治体は、市内中心地の活性化と郊外の発展を同時進行的に行おうとしている。