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民主主義

民主主義は明白な事実に基づかなければならない。それは、人を殺してはいけない、とか、拷問を受けたくない、とか、強姦はよくない、とかそういったことである。こうした事実が起こらないようにするのが民主主義である。

 

非民主主義の国では、人殺しがビジネスになる。しかし、民主主義の国では殺しは、利益になることは少ない。そういうシステムを作り上げているのが民主主義である。非民主主義の国では殺し屋もいずれ殺し屋に殺されるという無秩序な状態になる。

 

明白な事実は文化に基底される。例えば、日本では他人の心を読み合うということが、明白な事実である。ここから、様々な民主主義にとって、良い点も生まれる。それは、様々なホスピタリティーが高いレベルにあるということである。逆にインドのヒンドゥー教は明白な事実を明らかにしない、悪い文化である。ここでは、差別が受容される。経済的格差もカーストによって肯定される。

 

これからの民主主義の課題は、世界共通の明白な事実を求めていくことであろう。ある地域では明白な事実でも別の地域に行けば違ったことになるということもある。例えば、先に書いた通り、日本では他人の心を読む、というのは明白な事実である。しかし、ドイツに行けば、他人の心を読む、というのはアンフレンドリーだとされている。だからドイツ人はあまり表情を顔に出さない。

 

民主主義はまだ、完成されていない。最終目標は、世界共通の明白な事実に基づく、世界政府の樹立だろう。