浪花節
ハローワークに行ってきた。地元で職業訓練があるようだ。都会のやつより近くていい。そして、どうやら参加者もあまりいなそうで競争倍率も低そうだ。ハローワークの職員がこの講座低調なんですよねえ、と言っていた。地域が田舎すぎて人があまり集まらないらしい。
金曜日に説明会がある。そこで、どのくらいの人数が参加するかでだいたいの競争倍率を推し測ることができる。
もうひとつ考えている講座があるが、そこに知り合いの男性も参加していた。この男性はいろいろと事情を抱えている。知ってはいたが、なんと付き添いで若奥様まで来ていた。
なんかこの二人の姿を見たら、ほぼ元通りになりつつある自分が少ないパイを奪うのはどうかという気がしてきたような気がする。まるで世間の荒波に二人で向かっていくというような浪花節を感じさせてくれた。
130円でコーヒーを買う。フードを被って深夜の住宅街を歩く。雨のなかを濡れたサンダルで歩く。