朝
「暇だ」
退屈すぎる。なにもやることがない。深夜のこの時間が苦痛でしかたない。さっきまで記事を書いていた。部屋は散らかっているのでリビングで書いた。100円のコーヒーを脇に置いて。
豊島区の賃貸事情について。なかなか勉強になる。正直やりたくない感は半端ないが。しかし、受注してしまった以上、納期があるので、やらざるを得ない。昼間はやる気が出るから、まあ、トントンだろう。
昼間は地活に行ってきた。新しい見学者が来ていた。40代くらいのおばさん。名前も名乗らない。謎の人だ。
「公園」
朝はひたすら近所の公園で、缶コーヒーを飲む。どうやら、隣の家の家主が、公園の清掃もしているようだ。深夜に行ったら、入り口の掃除をしていて、会釈した。フードを被っていたため、怪しいやつ、とおもわれたんじゃないかと心配だ。
公園のとなりには宅配の寿司屋がある。以前この寿司屋には、気に入らない野郎が勤めていた。しかし、どうもこの女は辞めたようだ。助かった。back numberの歌が吹き込まれた自作のCDをくれたり、とおかしな女だった。というか還暦間近の女がそんなことするなよ。施設の女だ。もはや、女と言っていいのかどうかもわからない。
「地活」
例の女は最初はまったく喋らなかった。なぜかというと名前すら名乗らないからだ。まったく、おかしな女だ。理事は、これはこの施設には無理かもねえ、と言う、俺も、ああ、そうかも、と思う。
兄貴がヘビを連れてきた。黄色いヘビだ。すると突然この女が豹変した。ニコニコ笑いだす。びっくりした。手でヘビを握りしめる。メチャクチャ笑っている。兄貴も気を良くしたのか、積極的に話しかける。
すると、この女も自分のことを語りだす。緊張しているそうだ。しかし、空気が変わった。みんなwelcomeモードになる。やっぱり、自分から話しかけないと、なかなか世間は受け入れてくれない。
結局のところ、こういうところに来て、仲間になるためには、自分から一歩踏み出さないとダメだな。殻に閉じ籠っていたのでは、なかなか受け入れてもらえない。この女も、最初は黙っていた。しかし、ある瞬間に勇気を出して、自分を出した。それが良かったのだろう。
「深夜ベッドの上で」
クソ暇だ。やることがなさすぎる。Twitterをやり始めたのは良いかもしれない。文章を切る、という方法から学べるものが多々あるかもしれない。早く朝が来ないか、と願っている。