毛
久しぶりに記事を書く。最近やることがなくて、がっかりしていた。というのもやる気がしないからだ。
今日は日帰り銭湯に行ってきた。客は俺を入れて二人だけで、空いていてよかった。毛が少し抜けたが、別にたいしたことではない。少しビビったが。
この年まで、毛が残っていたのは奇跡みたいなもんだ。小さい頃から、家族におじいちゃんに似ているから、絶対ハゲると言われて教育されてきた。
しかし、奇跡的に毛が残っている。三十代になっても、まだまだ元気だ。助かった。はげるための覚悟と心理訓練もかなりしてきたが、そういったものは、かなり無理になりそうだ。まだ毛が残っている。
しかし、それでもハゲへの恐怖心はないわけではない。そんなときは、この世の男子全員が思い浮かべること、スキンヘッドでも大丈夫、と考え、やり過ごす。
飯を食わねばならない。早く飯を食って、健康体になった、この状況をしのがなければならない。めんどさくて仕方がないが風呂磨きをしなければならない。