仏像彫刻教室に行く

仏像彫刻教室に行ってきた。車で30分ほどのところにある。

昨日は生徒がやけに少なかった。早く出て出番を早めにしようとしていたが無意味だった。残念。

大黒天の木取りをする。ノコギリで線を入れ、平刀で削りとっていく。あんまり楽しくない作業だなあ。しかし、久しぶりに集中して彫る。

休憩。最近新しく入った人と談笑する。大人しくてダンディーな人だと思っていたが、案外気さくだ。話しかけてくれた。大工をしているのか流石に上手い。

先生がやってくる。いつもの席に陣取る。見聞が始まる。ベテランが最初にみてもらう。

その間何をしているかというとお茶を飲んでお菓子を食べている。暇だから。ハゲた70代のおじいさんと地元の話をする。話を合わせてきてくれる。申し訳ない気持ちになる。

やっと出番がきた。彫りかけの大黒天と教科書を持ち、先生の元へ。

先生、大黒天をじっと見つめる。相変わらず威圧感があって緊張するな。適当にやってきたことを後悔する。

カンナはあるか？と先生。ないです、と俺。

センセ諦めて図面をしっかり書いてこいとアドバイスをくれた。まずはそこからだそうだ。まだ、なんとかなるらしい。良かった。

教室終了。近くの盛り場に行って服でも見てこようかと思い、足を向けたが途中で断念した。体調が優れない。帰宅した。