tarotarotaro勉強の場

ライター修行のためひたすら書きます!

謝男

板垣恵介先生はバキシリーズが有名たが、他にも隠れた名作がある。例えば謝男だ。

 

謝男はシャーマンと読む。題名からして最高だ。内容は教師がひたすら土下座して、困難を乗り越えるというもの。最高だ。板垣先生はどうしたらこんなことを思い付くのだろうか?

 

先生曰く、土下座とは最高の攻撃であるとのこと。これをされては相手方はもう何もできなくなる。最高の武器なのだ。

 

教師は引きこもりの生徒の家を訪れる。そこで学校に来てくれないか、と土下座する。最高だ。女子生徒は、何故か必要とされていることをかんじいり、学校に行くようになる。(後日この生徒はヤンキーに告白される。その時は相手をふるが、ふった生徒も先生に相談する)

 

また、ある時は喫煙をする生徒に対して、土下座をする。もうやめてくれ、と。生徒は反発するふざけんな、みっともないまねやめろ、と。しかし、先生は土下座をした場所から頭をつけたまま一歩も動かない。最後は生徒が根負けして、謝罪する。最高だ。良くわからないが、パワーで押しきる説得力がある。熱い漫画だ。

 

謝男は、以前はどげせんといって、りんという先生と一緒に共同で書いていた。しかし、内容を巡り衝突。喧嘩別れとなってしまった。そして、輪と板垣先生が別の雑誌で同じ土下座を題材にした漫画で勝負するということで謝男が始まった。この時点で話題性は抜群だ。ちなみにリンの漫画では主人公は田代まさしの顔をしている。

 

バキシリーズが好きな方なら絶対ハマるはず。一読の価値はある。独特のクセが、たまらんのだよなあ。