tarotarotaro勉強の場

ライター修行のためひたすら書きます!

孤独

また夜中に起きてしまった。眠れない。暇だから、小説の真似事なんかを書く。退屈だ。

 

考えてみれば自分は孤独だ。どこに行くのも1人だし、友達も1人しかいない。寂しくはないが退屈すぎる。しかし、どうも人と深く付き合うのは怖い。

 

前は、人見知りで全く人と話せなかった。しかし、色んなところに顔を出しているうちに話せるようになった。うわべだけの付き合いができるようなった。浅いつながりがたくさんできた。

 

中には、一緒に遊びに行こうと誘ってくれる同年代の同性もいたが、どうもあまり気乗りしない。自分の中に、自分をさらけ出す恐怖心がある。内面を知られるのが怖いのだ。

 

数人でラーメンなんかを、食べにいくこともあったが、一回行ったらそれっきりだ。もう一度行く気にはなれない。その時は奇妙な連中だと思い、あまり深く立ち入らないようにしようと考えた。

 

というわけで、絶賛孤独中退屈している。自分の中にどうしたらこの日常を抜け出せるのか、無気力状態を抜け出せるのかと考えたが、どうも答えがよくわからない。

 

自分でも何をしたら良いかわからないのだ。衝動にかられて彫刻を彫ってみても満たされない。かといって、唯一の友達と遊んでみても満たされない。何がたりないのだろうか。自分は人とのつながりを求めているのか、別にそうでもないのか?さっぱりわからない。

 

しかし、とりあえず働いてみたいという欲望はある。誰かの役にたちたいのだ。というか誰かに必要とされたい。ヤミ金牛嶋君に、こんなセリフがある。この世でもっとも苦しいことは誰にも必要とされないことだ、と。

 

しかし、果てして誰かに必要とされればそれで満たされるのだろうか?決してそれだけではない気がする。

 

このセリフを言ったキャラクターは、他人に自分の物を与え続け、最後は廃人になると言われる悲惨な現場に送られることになる。

 

こんなこと考えるのは暇すぎるからか。学校に通っていたころはこんなこと考えもせずに日常に流されていた。やることがないのがいいことなのか、悪いことなのかわからない。しかし、人として沸き上がる衝動がないのは救いがたいよな。