コロナと弱者
コロナの反動は弱者にも襲いかかる。日々をキュウキュウとして過ごしている人間にも影響がでる。
自分は毎日何かしらの制限を受けて生活している。それは肉体的にでもあり、精神的にでもある。そういった日常はなかなかキツいものだ。
そして、コロナのである。やはり影響はある。まず外出中がかなり限定されてしまう。普段から限られた場所にしか行けないのに、さらに限定されてしまうと息が詰まる。
街全体の雰囲気も嫌なものだ。なにかピリピリというか相互に監視ししあうような緊張感がある。これは精神的に結構疲れる。
そして、何よりも不安というものがある。見えない脅威と、日常の破綻への恐怖。これがコロナのせいで結構強まった。
しかし、テレビなどで言われるように、弱者にモロに営業が出てしまうということは果たしてあるだろうか。
思うに生活困窮者あるいは精神障碍者などは日常がピンチの連続だ。彼らなどはこうしたピンチをかわす術を持っている。ピンチをやり過ごす工夫ある生活を日々実践している。だから急場には強いのではないか。
しかし、こうした日常にはウンザリしている。可能性が狭まる社会は辛い。早くコロナが収束してまともな日常が戻ることを祈る。