缶コーヒー
胃がヒリヒリする。どうも少し妄想的になっていたようだ。
昨日はほとんど何もしなかった。図書館や、喫茶店に、いったくらいか。暇すぎる。
一年前は毎日努力してた。職業訓練に通えたのは最高だった。死ぬほど体調が悪くキツかったが、それでも、一日が朝から始まり夕方に終わるというリズムは素晴らしかった。
それが、今じゃ一日の大半を横になって過ごしている。まあ、体調が悪いから仕方ないのだが。それでも、なんともやりきれない。毎日何かしらの努力をして、まともな日常を送ってみたい。
田舎の友達と「縁を切る」みたいなことを言っていたが、また妄想かもしれないが、死ぬんじゃないか、とか思って連絡をしてしまった。悲嘆して死んだりしてはあまりにもツラい。
しかし、生きていた。しかも、またしてもすぐに仕事を辞めてしまったようだ。またBOOK・OFFで立ち読みしている、とかえってきた。
こいつ、変わんねえなあ、と思いながらも若干安心した。とにかくいきなり縁切りしてもんだから、恨まれてるんじゃないかと、思ったが、そうでもなさそうだ。良かった。
しかし、やはり、この男とはあまり関わらないほうがいいいかもしれない、という思いがある。どうしようもないよ、もう。あそこら辺の難とも言いがたい不気味なコミュニティで生きていんくだろう、彼は。彼みたいなやつが結構ゴロゴロしてるっぽいんだよな、あそこの場所は。不思議だ。田舎の不思議。
努力してないと人間ダメになると思うよ。まあ、自分が何かそんなにやってるか、といったら、やってるわけてはないが。
夜が開けた。公園で缶コーヒーでも飲んで来るか。