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ドイツの哲学者

ドイツの哲学者がテレビに出ていた。ニューヨークで様々な人がと対話するという企画だ。

 

ドイツの哲学者は今自由が危機にさらされているという。それはテクノロジーの発達、ネットの影響のせいだという。

 

彼は以前東京にも来たことがあった。渋谷のスクランブル交差点みて、ここは資本主義の象徴のような場所だと言った。テクノロジーは自由と相反する。欲望を自由にさせすぎ、人を欲望の奴隷にしてしまうというのだ。面白い考え方だった。今までそんなこと考えたこともなかった。

 

彼はニューヨークの街を歩く。そこで色々な観光客と対話する。人生の意味について聞かれたりする。

 

彼に言わせるとニューヨークのスクエアガーデンも、渋谷と一緒だという。人々は何か求めてここに来る。しかし、決して何もない。空虚だ。何かあるように見えて何もないのだ。

 

確かに訪れる人々は何か享楽的で、楽しそうで、浮かれている。何かその場所から持ち帰るものがあるかといったらないのかもしれない。しかし、空虚さとは反対に何か楽しみは得られるかもしれない。一時的ではあるかもしれないが。

 

少し内容が難しかった。しかし、考えさせる良い番組だった。