近所の海はネコであふれている
最近海をよく見にいくようになった。
釣り場として整備されている。自販機なんかも置いてあり、なかなか便利なスポットだ。朝早く行けば、釣り人が結構いる。
ネコもたくさんいる。しかもこのネコたち、人に慣れている。近づいてもあまり警戒しない。車の下にもぐり込んだりする。かわいい。そしてよく肥えている。
釣りを行う防波堤には、入場料が必要だ。昔は無料だったが、せちがらい。とはいえ、トイレや水道が整備され、利用しやすくなったといえば、利用しやすくなったのだが。(昔はオッサンがそこら辺で小便をし悪臭が漂っていた)
防波堤は直線的なものに一本横道にそれたようなものがくっていている。歩いて30分くらいで完結するような長さだ。結構長いといえるかもしれない。
先端は釣り人の人気スポットだ。たぶんここが一番魚がよくとれるのだろう。多くの釣り人で賑わっている。サワラなんかをメタルジグなんかで狙うようだ。あとは、季節になればヤリイカも狙えるらしい。
海は綺麗だ。青くはないが、それなりに透明度がある。残念ながら水平線は見えない。さらにバカデカイ防波堤が沖合いに延びていて、水平線を隠している。でも、別に悪い景色というわけではない。
自分は釣りをしに行くわけではないので、防波堤の入り口でペットボトルのお茶を飲みながら海を眺めている。今日は雲の隙間から光が差していて綺麗だった。
海はウェルカムな雰囲気が溢れていていい。釣り人も俺みたいにただ何もせずボーっとしてるだけの人間をみても特段気にするようなこともない。
昔は母親がよくおにぎりを作ってくれて友達と釣りにきたもんだ。また来たいと思った。(海は予感に溢れていると思う。釣竿の魚の起こすひきとかまさにそんな感じだ)