tarotarotaro勉強の場

ライター修行のためひたすら書きます!

大学に行ってきた

私は今日大学に行ってきた。とある教授と話をするためだ。私の書いたエスノグラフィーを見てもらうためだ。教授は国立大学の文化人類学の教授だ。

 

受付の女性に教授のことを聞いてみた。しかし、この女性は、態度が極めて冷たかった。学外の人間には情報は漏らさない、という毅然とした態度があった。私はその冷淡な態度にビビってしまった。

 

そのあとまた教授の名前を思いだし総合受付のようなところにいってみたが、今度は別の人間が対応した。さきの女性の上司のようであった。この男性も私を威嚇してきた。お前のような不審者に情報は渡さない、と憤っているようであった。私はびびりおどおどしてしまった。男性はそれをさっちしたかもしれない。ちょっと勝った、とか想ったかもしれない。私はその場からあっけなく退散した。とにかく茫然自失だった。

 

と、大学から引き返して帰る途中に気が変わってもう一度チャレンジしてみるか、という気持ちになり、もう一度行った。今度は現代社会研究棟という場所に行った。なかはヒンヤリしていた。あまり誰もいない雰囲気だった。教授連が会議をしているようであった。しかし、私はそれを無視した。正直こんなとこに来て大丈夫か?と完全にビビっていた。いや、完全にというわけではないが。

 

で、意思を翻し二階の、院生達のいる部屋に向かった。院生なら、私の相手をしてくれるだろう、と思ったからだ。私には思うところがあり、彼らは学生であり、好奇心が旺盛であろうから、私の書いたもの(稚拙なものであっても)に興味を示してくれるのではないか、感じついた。 

 

で、部屋に入った。なかにはオッサンが一人いた。正直いきなり、部屋に入ってきた私に、なんなん?こいつ?みたいな目を向けられたが、私が適当に身の上話をすると、こいつなんなんだ?といった感じで興味を持ってくれたようである。そして、一階の部屋に案内された。

 

別の女性がもう一人いた。普通のおばさんだった。やはり、この女性も私のことを怪しんでいた。どんな人間だ?と。しかし、ここでも私は弁舌を発揮した。キーワードになったのが、学問に対する好奇心である、この点を強調するかのごとく、文化人類学に対して興味があるみたいなことをそれとなく言った。すると、この作戦は成功したようである。二人は気を許してくれて私たちは学問に対する多少の求道者?みたいな少し連帯感を持った気がする。  

 

 

女性は、少し離れた別棟まで、私を案内してくれた。道中気まずい思いをしたが、何か話さなければならない、と思って話しかけたが、あまり、相手にされず、若干へこんだ。

 

で、ついた。やっとついた。がしかし、先生はいなかった。私はあっけなくきた道を引き返した。

 

結局この教授とは縁がないのだろう。対して相手にされない気がする。とりあえず友達を作らないといけないので、先生にでもメールしてみるか。なぜ、こんなにうまいこと、いったのかというと最大の勝因は、俺の身なりだろう。学生っぽいみなりが、効を奏したことはいうまでもない。