親
記事を書いていた。豊島区のオフィス事情について。なぜかめんどくさくて仕方ない。誰かの怨念を食らっているのだろう。
妄想かも知れないが、最近親の目線が違う。接してくる態度が違う。これは、自分のかいた「エスノグラフイー」を見せたことによるものだと思う。
うちの親は、努力など微塵も認めない、結果が全て、という感じで子育てをしてきた。結果、俺はなんとなく自信を持てない、という感じだった。
しかし、今回その記事を見せると、若干自分のことを認めてくれた感じがある。どいうことかというと、お子様のお遊戯的創作物ではなく、ひとつの成果物として認めてくれた感があるのだ。
これはなかなか嬉しい。それ以来、あまり何もいわれなくなった。プレッシャーのようなものを感じない気がする。
と、ここまで書いてやはり妄想というか勘違い、だった言われる気もしないでもないが、とにかく親が優しくなった。
さっきはコンビニで、週刊モーニングの新連載を読んできた。タイトルは忘れたが、サルトルが犬になって現代に蘇り、川崎のロリコン漫画家一家と暮らす、というもの。
ところどころに挿入されるサルトルの名文もパンチが効いていてなかなかいい。「暴力は最上の思慮を重ねて行使しなければならない」とか。生まれかわかってきた犬には頭に手術の大きな傷痕がある。何かの記号か。
いい漫画だ。今後も暇なら読むかもしれない。どだい、退屈過ぎる。
それにしても、立ち読みさせるコンビニが少なくなった。このろくでもない風潮には断固反対したい。