暴走族が「国旗」を使用するのは逸脱と統制を意味するかららしい

具合が悪い。

昨日はほとんどなにもしなかった。カウンセリングに行ったのは良かった。相変わらず指針を与えられ、未来への道が開けるような感覚を得る。月6000円でこれなら安いものだと思う。カウンセリングなんて少々眉唾くさいと思われている方は一度公認心理師のカウンセリングを受けてみるのも良いかと思う。普通の勤め人にもかなり有効なんじゃないかと思う。

アパートの件はそれなりに進んでいる。紹介された不動産屋さんはかなり好い人だ。とてつもなく親身になってくれる。支援協議会なるものがあることを知った。彼が調べてくれた。かなり有益な情報だ。

この人はまだ会社ができて間もないらしい。祖父と立ち上げたとか。まだ若い。とにかく親身で誠心誠意というのがとてもよく伝わってくる。で、思った。彼は「商売」をしているのだと。どいうことかというと、とにかく相手のために全力で尽くせば、いつかその相手から倍になって返ってくる、ということを知っているのではないか、ということを。これは商売の鉄則みたいなものだ。まだ会社も立ち上げたばかりで、今は顔を売る、みたいな時期なのかもしれない。自分も受けた恩は必ず返したい、みたいな気持ちになっているし。いや、いい男だ。

「暴走族のエスノグラフィー」なる本を読んでいる。佐藤郁也なる人が書いた本だ。暴走族は、マスメディアによって危険とか社会に害を及ぼす、とかレッテルを貼られが、実際にはもっと彼らの内面はナイーブで、遊びに満ちているという。暴走族の起源はアメリカのバイクチームのヘルスエンジェルに求められるという。映画の「イージーライダー」のような世界だ。ヘルスエンジェルはナチのマークを使う。それは社会からの逸脱と、チーム自体への統制を意味しているらしい。日本の暴走族が日の丸(国旗)を使うのもそういった理由かららしい。いや、なかなか分析が鋭く、なんでこんなこと思い付くんだ、と感心させられる内容になっている。

夜が開けるのが遠い。キツイ世界だ。あと一時間。暇だしやるせないしなんともいえない気分だ。

早く夜が開けてくれ、と願わずにはいられない。